ウェブ文化祭のお知らせ

コロナ禍での文化協会の活動はじっと静止することではなく、“with コロナ”や“ポストコロナ”の活動様式を考えて動かなければならないと思っています。

身近な所でも、リモート何々とか言われる活動様式を受け入れざるを得ないことを実感します。

文化活動にとって対面活動が制約されることは厳しいことですが、この非日常事態をチャンスとし我々もリモートでの文化活動「ウェブ文化祭」に挑みたいと思います。

ネット環境が必要となりますが、何時でも、何処でも、会員の作品や活動状況がウェブで閲覧できるホームページ(HP)を文化協会独自で作成することから始めることにしました。

このHPには、文化協会のお知らせや会員の紹介、作品、活動内容、過去の文化祭のスライドショー等を掲載することにしています。

HPは、暫くは、不特定多数の人が自由に閲覧できるのではなく、アドレスを付与された人やその人を介した特定多数の人が閲覧できる様にしています。

まだ、HPと言う器ができたところですので、これからが大切で会員全員でこの器に入れる中身を充実させて行かねばなりません。

一方で、費用との兼ね合いによるHPの容量の大きさや著作権による掲載制限、ネット知識の不足やネット環境の不備等々の課題もあり、引き続き、改善できるものは改善して行かなければなりません。

他方で、“ウェブ文化祭”を通して貴重な財産も得ることができました。

このHP作りを通して会員のネットに対する関心が増したことも一つの成果です。

冒頭、申し上げた通り、新しい生活様式の中ではリモート活動が必須となりつつあります。

若者だけでなく、むしろシルバーやシニア世代に取っては最低限の通信手段だけでも知っていると親、子、孫など家族との会話が離れていても顔を見ながらできることにもなります。また、近い将来、医療機関との遠隔診療も始まろうとしています。

その様な生活様式に対応するにも、ウェブ文化祭に参加しておいて貰えば、少しでも人生が過ごし易くなるかも知れません。

他では聞けないことも、文化協会の中で良く知っている会員に訊けば、親切に教えてくれますので、文化協会のパソコン教室と思って定例会にお出掛け下さい。

最後になりましたが、それでも、やはり、展示場や舞台を使い、来場者に生の作品を味わって戴くことが文化活動の王道でありますので、一日も早く、平常時と同じ状態で生活ができる“withコロナ”や“ポストコロナ”の時代が訪れるのを待ちたいと思います。

千早赤阪村文化協会
会長  吉田 勇